こんにちは!食べごろベジです。

今年もいよいよ、待ちに待った夏野菜の王様・トマトの収穫シーズンが始まりました! ハウスの中には、太陽の光を浴びてピカピカに輝く真っ赤なトマトたちが実っています。

まずは、こちらのミニトマトをご覧ください。

どうですか?このツヤ、そして弾けそうなほどの赤! 「これは絶対に甘くて美味しいぞ!」と、スタッフ一同、期待に胸を膨らませて収穫しました。

……が、しかし。 農業というのは、本当に見た目通りにはいかないものです。

採れたてのミニトマトをパクリと口に入れた瞬間、スタッフ全員の動きが止まりました。

「……あれ?」 「……美味しくない(笑)」

そう、想像をはるかに下回る、なんとも言えない味だったのです。見た目は100点満点、いや120点なのに、味はびっくりするほど追いついていない。

もちろん、これをお客様にお届けするわけにはいきません。というわけで、このミニトマトたちは商品としては出荷せず、スタッフみんなで「うーん、酸っぱい!」「味が薄い!」と、顔をしかめながら、ワイワイと(少し切なく)頂くことになりました(笑)。これもまた、リアルな農家の日常です。

でも、ガッカリしてばかりではありません! お隣の、違うハウスで育てている「中玉トマト」は、全く違う表情を見せてくれました。

こちらの中玉トマトが育ったハウスは、青森特有の冷たく湿った偏東風「ヤマセ」をビュービューとまともに浴びる、厳しい環境にあります。

一見、トマトにとっては過酷な環境に思えますが、実はこれが大正解でした。 冷たいヤマセの風に吹かれ、厳しさに耐えながらじっくり、じっくりと糖度を蓄えた中玉トマトは……なんと、見事な「フルーツトマト」に変身してくれたのです!

一口かじると、濃厚な甘みと程よい酸味がじゅわっと広がります。 片や、ぬくぬくと育って見た目は最高なのに美味しくないミニトマト。 片や、厳しいヤマセの風に耐えて、最高に美味しく育った中玉トマト。

同じトマトでも、育つハウスや環境が少し違うだけで、ここまでドラマチックに差が出るなんて、農業は本当に奥が深くて面白いなと改めて実感しています。

失敗も成功も、すべては自然からの贈り物。 ヤマセの恵みをたっぷり浴びた自慢のフルーツトマト(中玉トマト)、ぜひ皆さんにも味わっていただきたいです!

それでは、次回の更新もお楽しみに!